シーリング上、補修塗装

メーカーの現地調査も終わり、シーリンング上の補修塗装をしました。

シーリング上の塗膜が割れた原因としては、①建物の揺れ②サイディングの伸縮③塗料の硬度や硬化④シーリングの硬化不足、などが考えられますが、④の場合、早い時期の割れの原因になります。

柔らかいシーリングの上に、それより柔らかくない塗料を塗るのですから、細かい割れが入るのは、当然です。ましてや、高耐候塗料は硬い傾向にあります。クチキテックでは、このことを配慮し、シーリングの色を、上塗り塗料の色を合わせるようにしていますが、今回の現場では最先端の高耐候塗料が柔軟性に優れ、シーリング上の塗膜の割れを軽減するというのを、過信して、濃い色のコーキング材を使用したのが、失敗でした。

「住宅塗装では、シーリング上で絶対に割れない塗料はない」と、改めて肝に命じましょう。